大判カメラとは??

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レンズ沼にはまり
抜け出せそうに無いピロセですが・・・何か???

ま~~~~そんな事はどうでもいいが

ネイチャーアクアリウムをしていれば
AQUA JOURNALなどで天野社長が大判で水景を撮影しているのを見ているはず

大判とはどんな物か・・・
かなり長くなりますので・・・

まずはフィルムの大きさ
一番小さい大判で4×5inch(10㎝×12.5㎝)
俗に言う「シノゴ」というやつだ
このフィルムでさえ35㎜のフィルムの約13倍
1000万画素のデジカメで例えると1億3000万画素になる
フィルムが何画素あるか分からないが その鮮明さはこれで伝わるでしょう
これが 天野社長がこだわる大判というものだ
過去も現在も 水景撮影では
8×10inchの大判カメラを使用して撮影している
ディアドルフ・・・・・・・
これは最高峰のフィールドカメラ
特にシリアルNO.2000番台は最高傑作といわれる
あ~~~~~~~~~欲しい・・・

まあ これくらいにして
大判カメラで撮影したいと思ったそこの君!!!!

いったいどのくらいの値段がするのか?????


説明しよう


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まずはカメラ
僕が使用しているのは いわゆるフィールドタイプ
駒村商会のWOOD MAN45
お値段は定価で13万円前後
この他にタチハラやTOYOなど数社ある
木製のフィールドタイプは軽くて扱い易い
スタジオなどで撮影するモノレールタイプもあるが
こちらは高い・・・重い・・・
物によるが25万~100万円くらいかな~~~~
水景だけを撮影するならこれでいい(お金に余裕があれば)
でも 風景撮影もしたいなら軽くて安いフィールドタイプがおすすめです


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続いてレンズ
大判にはズームレンズはない
全て単焦点になる
4×5の標準レンズは150㎜
まずはこれからスタートする事になる
お値段は新品で5万~15万円程
中古だとかなり安く購入出来る
しかし ちゃんと品定めをして補償のある所で購入して欲しい
オークションよりお店に行って 店員さんと仲良くなった方が色々教えてくれる

あと注意点は  レンズのみってのもある
大判のレンズは3つに分かれていて
レンズ・シャッター・レンズボードで1組になる
レンズを買ったつもりがボードは付いて無いって事もあるので
きちんと説明してくれる所で購入する

その他のレンズはかなりのお値段になる
望遠だと300㎜で10万~50万円くらい
広角も同じくらいのお値段になる
先日買った広角レンズは定価で25万6000円
結構なお値段でしょう・・・

ちなみに画角が90°以上の広角は超広角の部類になる
SCHNEIDER SUPER-ANGULON MC 5.6/75は画角が90°にもなる


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続いて フィルムホルダー
大判はシートフィルムを1枚1枚装填しなければいけない
それも暗闇かダークボックスでの装填になる
完全に光が遮断できる部屋があるならそこで出来るが普通は無理でしょう
ダークボックスは簡易と木で出来ているのがあるが
それぞれ2万~5万くらい
始めの頃は手作りのボックスを使っていたが
大判の撮影が減ったプロのカメラマンからいただいたので
そちらを使用している

で肝心のフィルムホルダーは
新品で4000円前後
中古なら1000円程度で購入出来る
1つでフィルムが2枚装填出来るが
フィルムは10枚・20枚・50枚で売っている
だから最低5枚は必要になる


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フィルムを装填していざ撮影
しかし 最初はどんな写りになるか不安だ・・・

そんな時はポラロイドで露出を確認する必要がある
これは ポラロイドのフィルムを装填するホルダー
お値段は新品で3万円前後
ポラロイドはカラー・黒白など数種類存在する
8枚が一つ刷りになっていて
黒白で2500円前後
カラーで3500円前後


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レリーズ
シャッターを切る時に使います
大判のシャッターは機械式
絞りもシャッターも指針でそれぞれ決定する
この操作は カシャカシャとシャッターを切っているうちに覚えてしまう
短いのと長いのがあれば重宝する
お値段は3000円程度


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ルーペ
大判カメラのファインダーは
バックにあるピントガラス覗く
そこをルーペで確認しながらピントを合わせていく
現像後にもフィルムの確認の為使用します
5倍 10倍 20倍のがあれば確認作業も楽になるので
2~3種類あれば良い
お値段はピンキリだが1本5000円くらいので十分だと思う


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続いては冠布
ピントガラスは明るいと見えないので
冠布で光を遮断して見ます
こちらは手作りで120㎝×120㎝の大きさがある
購入すれば1万円くらいで販売しているが
使い勝手の問題で手作りにした


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露出計
これがなければ撮影出来ないと言っても過言ではない
大判では絞り優先やシャッター優先などがない
内蔵の露出計すら存在しない
全ては露出計で光を読み
それに対してどのくらい露出補正をするか自分で決める
露出計は反射率18%の光を計算して求めてくれる・・・・
が・・・・何が18パーセントか自分で求めていかなければならない
ここでは詳しくは書かないが
これが理解出来なければ大判で撮影する事が出来ない
なので 写真を撮る時はできるだけマニュアルで撮影して
光を読む事を練習する必要がある
入射式と反射式があり これは両方使えるので使い易い
これは反射角5°のタイプ
お値段はこちらで新品で4万5000円程度
反射角が1°のスポットメーターはもうチョイ高い
お値段は7万円~12万円くらい


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フィルム
大判もフィルムは数多く存在する
カラーフィルム
リバーサルフィルム(俗にいうポジ)
黒白フィルム(白黒と言ってる人もいるが 正解は黒白)
一番使うのはリバーサルフィルム
中でもフジのベルビアが発色が良く気に入っている
天野社長も使っている(こないだの写真集で書いていたが使ってるのは知らなかった)
お値段は10枚セットで3500円前後
1枚で350円もするのだからパシャパシャと撮影出来たもんじゃない
失敗すれば泣きたくなる・・・
現像は1枚450円前後
現像しないと確認出来ないので
必然的にフィルム・現像で1枚800円前後にもなる



以上これくらいあれば大判を購入し風景撮影は出来る(水景はストロボがいるので・・・)
あとは カメラを収納するバックや現像した時に確認するライトボックスなどが必要だが
こちらはあえて書かない
これらは自分にあった物を購入して欲しい

どれを選び購入するかはあなたの判断です

しかし お金が掛かる事だが
それ以上に大判には魅力があると付け加えておく・・・・・・・・・・


水景を撮影するには ストロボもいるんだ~~~
またの機会に・・・
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by nature-of-destiny | 2010-03-20 23:27 | 大判倶楽部
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